モロッコへの行き方:日本・アジア・中南米からの乗り継ぎと空港ガイド
公開日 2026年10月15日 · 約7分で読めます
モロッコ旅行を考え始めたとき、最初に気になるのが「どうやって行くのか」ではないでしょうか。現在、日本からモロッコへの直行便はなく、中東やヨーロッパの都市で乗り継ぐのが一般的です。この記事では、モロッコへの行き方と乗り継ぎの基本を、日本・東南アジアからのルートと中南米からのルートに分けてご案内いたします。
モロッコへの行き方:乗り継ぎ地の選び方
日本やアジアからの主な乗り継ぎ地は、中東のドーハ、ドバイ、アブダビ、トルコのイスタンブール、そしてパリ、マドリード、リスボンなどのヨーロッパの都市です。それぞれに特徴がございますので、出発空港や旅程に合わせてお選びください。
東南アジアにお住まいの方や、シンガポール、クアラルンプール、マニラ、ジャカルタなどから出発される場合も、中東のハブ空港で乗り継ぐルートが一般的です。いずれの場合も、到着日はリヤドでゆっくり休んでいただく日程をおすすめいたします。日本の地方空港から出発される場合は、まず国内線や近隣のアジアの空港を経由し、そこから中東へ向かうルートもございます。
中東経由(ドーハ・ドバイ・アブダビ)
中東の航空会社は日本の主要空港から就航しており、夜に日本を出発して中東で乗り継ぎ、翌日にモロッコへ到着する流れが一般的です。乗り継ぎ空港の設備が充実しているため、待ち時間も比較的快適に過ごせます。路線や運航日は季節によって変わりますので、最新のスケジュールは各航空会社でご確認ください。
イスタンブール経由
イスタンブールはヨーロッパとアジアの境にある大きなハブ空港で、モロッコの複数の都市を結ぶ便が運航されてきました。カサブランカ以外の空港に到着できる場合もあり、旅程の自由度が高いのが魅力です。乗り継ぎの際に、イスタンブールの街を短時間観光される方もいらっしゃいます。
ヨーロッパ経由(パリ・マドリード・リスボン)
ヨーロッパの都市からは、モロッコ各地へ短時間のフライトが数多くございます。スペインやポルトガルの観光と組み合わせる場合に便利で、例えばポルトガルとモロッコを巡る10日間のような旅程も可能です。モロッコの国営航空会社であるロイヤル・エア・モロッコも、ヨーロッパ各地との間に多くの路線を持っています。
中南米からモロッコへ
中南米からの場合は、マドリード、パリ、リスボン、イスタンブールなどを経由するのが一般的です。ブラジルについては、ロイヤル・エア・モロッコがサンパウロとカサブランカを結ぶ直行便を運航してきました。現在の運航状況は、航空会社の公式サイトで必ずご確認ください。中南米にお住まいの方や、南米旅行と組み合わせてモロッコを訪れる方のご参考になれば幸いです。ヨーロッパの都市に数日滞在してからモロッコへ入る旅程も人気で、マドリードやリスボンからはモロッコまで短いフライトで移動できます。
乗り継ぎのコツ
- 全区間を一つの航空券で予約すると、乗り継ぎ便が遅れた際も航空会社が対応してくれるため安心です。
- 乗り継ぎ時間が長い場合は、空港内のラウンジや仮眠施設のご利用もご検討ください。
- 預け荷物が最終目的地まで届くかどうか、出発時にご確認ください。乗り継ぎ地で一度受け取る必要がある場合もございます。
- 時差に体を慣らすため、機内では到着地の時間に合わせて休むのがおすすめです。
モロッコの主な到着空港
- カサブランカ(CMN):国際線の主要なハブです。帝都や青い町を巡る北回りの旅の起点に適しています。
- マラケシュ(RAK):観光の中心地。サハラ砂漠や南部への旅の起点として最も人気がございます。
- フェズ(FEZ):古都フェズへの玄関口。砂漠を経由してマラケシュへ抜けるルートの発着に便利です。
- タンジェ(TNG):ジブラルタル海峡に面した北の港町。スペインからの旅と組み合わせやすい空港です。
- アガディール(AGA):大西洋岸のリゾート。アンチアトラスや南部の砂漠を巡る旅の起点になります。
到着空港と旅程の組み合わせ方
おすすめは、到着と出発の空港を変える航空券です。例えばマラケシュに到着してフェズから帰国すれば、同じ道を戻る必要がなく、旅程に無駄がなくなります。マラケシュの空港は旧市街から車で20分ほどと近く、到着後すぐに観光を始められるのも魅力です。逆に、フェズに到着してマラケシュから帰国するルートも同じように効率的です。国内線を使ってカサブランカから各地へ移動することもできますが、陸路にはその土地ならではの景色があり、プライベート車両なら途中の町や景勝地にも立ち寄れます。コンパクトモロッコ7日間はまさにこの形の旅程です。カサブランカの往復でご予約済みの場合は、カサブランカ発10日間ツアーのように、カサブランカを起点に一周するルートをご提案いたします。
出発前の確認事項
- 入国条件は変更されることがございます。最新の情報は在日モロッコ大使館、またはモロッコ公式の電子ビザポータルでご確認ください。
- パスポートの残存有効期間は、6か月以上あると安心です。
- モロッコの通貨ディルハムは国外での入手が難しいため、到着後に空港の両替所やATMをご利用ください。
- 日本との時差は通常8時間(日本が先行)ですが、ラマダン期間中は9時間になります。
- 機内で使う上着や常備薬は、手荷物に入れておきましょう。
- 日本からは乗り継ぎを含めて丸一日近くかかることが多いため、到着日の予定は控えめにすることをおすすめいたします。
旅行の時期についてはモロッコのベストシーズン月別ガイドを、1週間の旅程例はモロッコ7日間のモデルコースをご覧ください。航空券に合わせた旅程づくりは、オーダーメイド旅行からご相談いただけます。
よくあるご質問
日本からモロッコへの直行便はありますか?
現在、直行便はございません。中東(ドーハ、ドバイ、アブダビ)、イスタンブール、ヨーロッパの都市で乗り継ぐのが一般的です。
モロッコへの行き方で、おすすめの乗り継ぎ地はどこですか?
日本からは中東経由やイスタンブール経由が便利です。スペインやポルトガルの観光も楽しみたい場合は、ヨーロッパ経由がおすすめです。運航状況は各航空会社でご確認ください。
どの空港に到着するのがよいですか?
サハラ砂漠と南部を中心に巡るならマラケシュ、帝都を中心に巡るならカサブランカやフェズが便利です。到着と出発の空港を変えると、効率よく周遊できます。